鳥取県文化観光局観光政策課よりの情報提供です。
観光情報提供事業の一つとして、地元の視点から県内観光スポットや関連イベント等を紹介する「観光ニュース」を発行しています。
1 映画「恋谷橋」のロケ撮影が始まりましたで!
鳥取県三朝町の情緒あふれる三朝温泉を舞台にした映画「恋谷橋」(原作「雨の中の初恋」)の撮影が11月20日から始ったですだが。
主演の上原多香子さんやぁが鳥取県入りして、撮影は快調に進んどります。映画は、老舗温泉旅館に生まれた主人公が、上京したけど挫折して帰郷して、友人らぁと協力して温泉街の復興を描くストーリーですで。
出演は、親しい幼なじみの調理師役に今注目の若手俳優の水上剣星さん。
そのほか、元モーニング娘の中沢裕子さん、土屋アンナさん、川岡大次郎さん、松方弘樹さんらぁの出演が予定されとります。
脚本は「第1回スーパーシナリオグランプリ」で約700作から選ばれた受賞作「雨の中の初恋」が原作となっとります。ロケは今年12月10日まで続いて、三朝温泉のほか鳥取市内でも撮影が予定されとるです。公募で選考された地元の子どもらぁがエキストラで出演したりや、公式Twitterでは映画の撮影状況なんぞもつぶやかれとります。来年には全国ロードショーを予定しとるだで。
また、鳥取県から名作映画が生まれますで。乞うご期待!
2 韓流ドラマ「アテナ:戦争の女神」が韓国で放送開始
12月13日から韓国で「アテナ:戦争の女神」が放映されるですで。韓流ドラマと鳥取の関係は?と疑問を抱く方もおんさるかと思いますが、「アテナ:戦争の女神」は長期間にわたり鳥取県各地でロケ撮影されただが。
しかも、韓国で30%以上の視聴率をたたき出した「アイリス」のスピンオフ企画として制作されたことっちゅうこともあって、すでに韓国では大注目されとります。合計6ヶ国に及ぶ海外ロケを実施するなど「アイリス」よりもさらにスケールアップしとるっちゅうことだで。
「アテナ:戦争の女神」は、大韓民国を脅威に陥れようとするテロの勢力に立ち向かう特捜部要員の運命と、謎に包まれた特捜部女性要員との愛を描いたアクションドラマで、主演は韓国人気俳優のチョン・ウソン(代表作「私の頭の中の消しゴム」なんぞ多数。)、ヒロインに実力派女優のスエ(代表作「あなたに遠いところ」なんぞようけこと。)、そして日本でも人気のBOAなんぞが出演しとんさります。日本での放映については今のところ未定だけどなぁ、鳥取県の観光スポットがようけことロケ地となったことから、韓国では「アテナ・鳥取ロケ地ツアー」が販売されとるだで。
多くの韓国の方々が、鳥取県を訪問することを期待されとるだで。
また、韓国仁川空港と直行便をもつ、世界で唯一妖怪の名前を愛称とした米子鬼太郎空港では、グランドオープン1周年を記念して「アテナ:戦争の女神」のパネル展なんぞが企画されとりますけぇ、見逃さんやぁにな。
3 2011年は「白兎(はくと)神社」で縁結び!
白兎神社の「結び石」「白兎神社」にまつわる伝説に登場した白兎は、現在の鳥取市にある白兎(はくと)海岸付近で大国主命(おおくにぬしのみこと)と会った後、大国主命と八上姫(やかみひめ)の恋のキューピット役としても活躍するだで!
だけぇ、この白兎海岸の近くにある白兎神社には「縁結び」にご利益があるっちわれとって、現在も多くの参拝客が良縁祈願に訪れとんさります。ちなみに、鳥取県内には他にも八頭町にも白兎神社があったりや、県西部の大山町の束積(つかずみ)にも「因幡の白兎」と同じ話が伝えられとったりや、鳥取県と兎とは深い縁があるだで。今年は12年に一度の「兎年」。鳥取県に来れば「良縁」間違いなし?!
4 年始のおすすめイベント
「白兎神社」だけでなく、鳥取県ではあちこちで皆様のお越しをお待ちしとりますで!ぜひ、年始は鳥取県で過ごしてつかんせぇ。中国風お正月を楽しんでぇな!
今年10月に実現した山陰海岸ジオパークの世界ジオパークネットワーク加盟を記念し、「湖山池ジオ俳句コンテスト」を開催しますで。
湖山池(こやまいけ)は、鳥取県鳥取市の南西部に位置する汽水湖で、山陰海岸ジオパークのジオスポットになっとって、古代に日本海から湾入した場所が、砂丘の発達や堆積により、海と分離されてできた潟湖なだで。また、「池」と名乗る湖沼の中では日本一の広さでなぁ、テレビ番組なんぞでも紹介される「石がま漁」(全国的にも珍しい石の隙間に潜む魚を棒でつついて追い込んで捕獲する漁法で、県指定無形民俗文化財に指定されとるだで。)が冬季に行われとります。
湖山池を臨みながらの一句。どんどんふるってご応募下さい。
鳥取県三朝町の三朝温泉で、鉄道模型(Nゲージ)の走行コースを設置するんと同時に、珍しい鉄道グッズを紹介するイベント「Nゲージ鉄道展」が始まりますで。
昨年、第1回目を開催した時にゃぁ、うわさを聞きつけた鉄道ファンが、自慢の車両を走らせようと泊まり込みでやって来るなど好評だったけぇ、今回第2回目を開催するだが。
今回も全長25メートルにおよぶNゲージコース(西日本最大級のコースで、16車両編成の新幹線を存分に走らせることができるそうなで。)で、ご自身の所有するNゲージを走行させれるほか、鉄道模型のミニジオラマ、写真、鉄道グッズの展示がありますだで。新しい試みとして、JRの鉄道グッズや駅弁の販売(12月19日)も予定されとりますで。