初詣、お願い事は今年も鳥取で!
新年初めての観光ニュースっちゅうことで,初詣や開運・昇運祈願におすすめの神社を紹介しましょうかいなぁ。初詣,お願いごとは,今年も是非鳥取県で!
2013年の干支「巳」に因んだ神社と,縁起がええ名前の神社八社を巡って手ぬぐいに朱印を集めて,開運手ぬぐいを完成させる「巳年 因幡伯耆國開運八社(いなばほうきのくにかいうんはっしゃ)巡り」を改めて紹介しようかいなぁ。
[巳年 因幡伯耆國開運八社巡り]
手ぬぐいや福紗を持って,開運祈願の参拝をして,神社に設置してある印を押すだが。印をすべて集めて,手ぬぐいはお守りに,福紗は大事なもんを包むとええで。
その年の干支にちなんだ神社一社と縁起の良い名前の神社八社の朱印をすべて押せれる「開運手ぬぐい(価格/390円)」と,お好きな四社の朱印が押せれる「招運良宮(よいみや)巡り福紗(福紗の色は二色・価格/680円)がありますけなぁ。
■開運手ぬぐい・招運福紗の取扱場所/鳥取県観光連盟,開運神社所在市町の観光協会,鳥取空港,米子鬼太郎空港ほか
■取扱期間/平成24年12月1日~平成25年12月31日
■問い合せ先/鳥取県観光連盟(鳥取市栄町606)
電話0857-39-2111 ホームページ http://www.tottori-guide.jp
[巳年 因幡伯耆國開運神社のご紹介]
【江嶋(えじま)神社】 ~巳年所縁,弁財天が福を呼ぶ~
ご祭神は,財宝神弁財天・市杵嶋姫命(いちぎしまひめ)。商売繁盛・縁結びの神様として知られとって,地元では「若桜弁天」っちって親しまれとるで。弁財天の化身は蛇っちわれとって,江戸時代に書かれた因幡誌にも,大岩に赤黒の蛇と蛙が常に棲むっちわれて伝承されとるだけぇ。
本殿に続く参拝道は美しい杉の大木に囲まれとって,神秘的な空気が漂うで。古くから,「境内は幽遂閑雅(ゆうすいかんが)にして,この地を踏めば霊気に触れ,心身自ら澄み,霊妙なる神徳に帰する」っちわれとって,足を踏み入れるとその言葉の意味を身体で感じてもらえるし゛ゃあないだろうかなぁ。
■場所/若桜町三倉429-138
■問い合せ先/若桜町観光協会 電話0858-82-2237
※冬季積雪時で通行できん場合は,弁天分社 若桜神社(若桜町若桜534)にご参拝ください。
【福富(ふくどみ)神社】~幸運と富貴を招く~
古くより八王子大明神っちって,福富部落の産土の神としてお祀りされてきただで。明治維新の際,福富神社と改称して村社に列せられただが。
■場所/倉吉市福富326
■問い合せ先/倉吉白壁土蔵群・赤瓦観光案内所 電話0858-22-1200
【福積(ふくづみ)神社】~福が積み重なる~
旧王子権現っちっとっただけど,明治元年神社改正の際に福積神社と改め村社に列せられただで。幸運がようけこと積み重なることを祈願しもって,社殿までの長い階段を上らぁいや。
■場所/倉吉市福積719
■問い合せ先/倉吉白壁土蔵群・赤瓦観光案内所 電話0858-22-1200
【豊榮(とよさか)神社】~豊かさと繁栄を招く~
集落の南側,見通しの良い田畑の中に鎮守の森を構える趣のある神社だで。
■場所/東伯郡琴浦町勝田245
■問い合せ先/琴浦町観光協会 電話0858-55-7811
【富益(とみます)神社】~富貴が増す~
萬延元年に歓請,創建。集落内にある小さな神社で,地元の方に大切に守られとるで。
■場所/米子市富益町936
■問い合せ先/富益神社 電話0859-28-6216 ,米子市観光協会 電話0859-37-2311
【金持(かもち)神社】~金運上昇~
金持郷は,昔「玉鋼」の産地。鉄のことを金(かね)と読んどったことから,金の採れる谷を多く持つ郷「金持」と呼ばれるようになったで。
■場所/日野郡日野町金持1490
■問い合せ先/金持神社札所(売店) 電話0859-72-0481,日野町観光協会 電話0859-72-0332
【福成(ふくなり)神社】~福に成る,成功祈願~
社殿から境内を望むと正面に大蔵山が広がるで。「荒神神楽」はここから伝わっっちわれます。災い転じて福と成す!成功祈願に訪れる参拝客がようけ来んさるで。
■場所/日野郡日南町神戸上2317
■問い合せ先/日南町観光協会 電話0859-82-1115
※土・日・祝日 の対応 ふるさと日南邑 電話0859-83-1188
【福榮(ふくさかえ)神社】~幸運を呼び込み,繁栄を招く~
古くから「印賀鋼」など全国的に有名な玉鋼を産出し,たたら製鉄で栄えとったこの地は,良質な玉鋼の原料となる砂鉄が採れる山が多く存在するでなぁ。
■場所/日野郡日南町神福1247
■問い合せ先/日南町観光協会 電話0859-82-1115
※土・日・祝日 の対応 ふるさと日南邑 電話0859-83-1188
【樂樂福(ささふく)神社】~楽しい生活と幸福を招く~
人皇第七代孝霊天皇を主神とし,其の御一族を祀る旧県社。創建は千百年以上の昔,開運招福・願望成就の福の神として人々の崇敬を集めとる。
■場所/日野郡日南町宮内1101
■問い合せ先/樂樂福神社 電話0859-82-1619 ,日南町観光協会 電話0859-82-1115
[お種伝説]
昔,長者が美しい女中,お種を雇いんさったわいな。仕事を終えた後で,使用人の誰かが「腹が減った,何か旨いものが食いてえなあ。」っちゅうと,決まってお種は,甘い柿をようけこと持ってくるだが。
ある夜不思議に思った若者が,お種の後をつけるとなぁ,多鯰ヶ池についたお種は,スルスルと蛇の姿になって,池の中ほどにある小島まで泳いで,柿の木に登ろうとしょーったわいな。
これを見た若者は仰天し,慌てて長者の家に引き返して皆に報告をしただってや。
一方,自分の素性を知られてしまったお種は,その夜限りで長者の家には帰らあで,そのまま多鯰ヶ池の主になってしまっただってや。
冬ならではの驚きの発見あり!?
鳥取県東部にある山あいのまち智頭町は,町の総面積9割以上が山林で,長い年月をかけてあの鳥取砂丘を育んだ源流の森が広がるで。この豊かな森のもつ癒し効果に包まれる「森林セラピー」は,始動以来大人気なだけど,あたり一面が真っ白な雪に包まれるこの季節だけえこそ楽しめる冬の森の体験メニュー「スノーシュートレッキング」が新たに登場するで。
西洋式の「かんじき」,スノーシューを装着して,しんと澄み渡る冬の森をガイド一緒に散策すると,冬ならではの新しい発見がたくさんだで!想像を超える降雪,誰の足跡もない雪原を踏みしめる感触,新雪に残された動物の足跡の発見,子どもの頃に戻って,新雪に倒れこんでみるっちゅうのもここならではの体験だでなぁ。希望者には,四季折々の地元の素材を使った「セラピー弁当」も用意されるけぇな。童心にもどって雪と戯れる冬の楽しみは,どげなぁ?
■時期/1月中旬~3月中旬
■料金/[芦津コース 5時間(10:00~15:00)]
ガイド1人につき8,000円(お客様1~6人まで)
スノーシューセットレンタル(スノーシュー、ポール、スパッツ) 1500円
ポンチョ 500円、靴 500円
※セラピー弁当 800円(要予約)
■問い合せ先/智頭町観光協会 電話0858-76-1111
砂の造形美が生む感動
第6期のテーマは「砂で世界旅行・東南アジア編」
「砂の美術館」は雄大な鳥取砂丘の一角に砂像彫刻を展示する,世界初の全天候型の美術館だで。ロンドンオリンピックが開催された2012年は,「砂で世界旅行・イギリス編」をテーマに,イギリスの歴史的建造物やエリザベス1世,シェイクスピア,ニュートンといったイギリス史上に名を残す偉人をモチーフにした作品を制作展示しとったけど,好評のうちに,いよいよ見納めが近づいてきただが。2013年を迎え1月6日(日)をもってイギリス編は見納めとなるけ,新年のお出かけの際は,ふたたび,みたびの入館をお待ちしとりますで。
さて,屋内展示として第二弾となる第6期展示のテーマは「砂で世界旅行・東南アジア編」。2013年は日本とASEAN(東南アジア諸国連合)との交流が始まって40周年,王朝の栄華や現代の躍進する様子なんぞ,東南アジア特有の神秘的な世界を砂像でお魅せしますけぇなぁ。砂と水だけで作られた砂像は,いつかは崩れてしまうっちゅう儚さと,砂とは思えん精緻さが同居した魅力的な彫刻芸術だで。ぜひ魅惑の砂像の世界を楽しんでかあさいな。
■所在地/鳥取市福部町湯山2083-17
■期 間/(第6期展示「東南アジア編」)平成25年4月20日(土)~平成26年1月5日(日)
※第5期展示「イギリス編」は、平成25年1月6日(日)をもって展示終了とし、1月7日(月)から第6期展示開始まではクローズ期間となります。
■観覧料/一般600(500)円、小中高生300(200)円 ※( )は20名以上の団体料金
■開館時間/9:00~20:00(最終入館19:30まで)
■問合せ先/鳥取砂丘「砂の美術館」
電話0857-20-2231、ホームページ http://www.sand-museum.jp/
鳥取砂丘の知識を深めよう! 第4回鳥取砂丘検定
鳥取を代表する観光スポット「鳥取砂丘」。長い歳月によってつくりだされた砂丘は,美しく雄大で見るものを魅了するけど,ゆったりと散策すると風と大地が織りなす個性的な造形を観察できるほかに,砂丘ならではの貴重な生き物や植物に出会うことができるで。
そんな鳥取砂丘のいろんな姿を知ってもらって,もっとその魅力を知ってもらいたいけぇ,平成21年度から「鳥取砂丘検定」が実施されとるで。4回目になる今回からは,鳥取砂丘にまつわる知識を一層深めてもらおうっちゅう事で,難易度の高い「上級コ-ス」を新設しましたで。
小学生の皆さんでも受験してもらえれる「基礎コース」,「一般コース」とあわせて3コース,受験料がお得になるご家族,グループでの受験もおすすめだで。
「「砂漠」とはどう違うの?」,「「風紋」はどうやってできるの?」っちゃな,鳥取砂丘に関する素朴な疑問やあまり知られとらん砂丘の秘密。この機会に学んでもらって,砂丘の奥深さを感じてかあさいな。今回,受験してくれんさったみんなさん全員に,平成25年4月20日からスタートする「砂の美術館第6期展示」の入館券を進呈するで!是非,鳥取砂丘にお越しいただき,ご家族皆さんで楽しんでえな。
受験した後に眺める鳥取砂丘が,前よりももっと身近に,魅力的に見えるとええぞなぁ。
■試験日/平成25年3月17日(日)
基礎コース:午前10時~10時30分
一般コース:午前11時~12時
上級コース(新設):午後1時30分~2時30分
■会場/鳥取会場:県民ふれあい会館 5階 講義室(鳥取市扇町21番地)
東京会場:都道府県会館 408会議室(東京都千代田区平河町2-6-3)
■申込期間/平成25年1月下旬~2月28日(木)(予定)
■出題範囲/基礎コース:鳥取砂丘に関する基礎的な知識を問う
一般コース:「鳥取砂丘検定公式テキストブック(840円)※」を中心に出題
上級コース:「鳥取砂丘まるごとハンドブック(1,050円)※」を中心に出題
※税込み価格。テキストブック等は、平成25年1月中旬発行予定
■受験料/基礎コース 500円、一般コース・上級コース 1,000円
※親子や、5名以上のグループでの受験の場合は、受験料がお安くなります。
■特 典/受験者全員に、「砂の美術館第6期展示(平成25年4月20日~)入館券」を進呈。
合格者全員に合格認定証を授与するほか、「一般コース」・「上級コース」合格者には特製ピンバッジと順位を記載した通知を進呈。
■申込方法/受験申込書に必要事項をご記入のうえ、郵便局で受験料を納付してください。
※詳しくは問合せ先まで
■問い合せ先/鳥取砂丘検定実行委員会事務局(鳥取市観光コンベンション協会内)
電話 0857-26-0756
鳥取県観光政策課山陰海岸世界ジオパーク推進室 電話 0857-26-7236
コラム 鳥取県がますます身近に。鳥取自動車道全線開通間近!
鳥取自動車道は,中国縦貫自動車道の佐用JCTから鳥取ICを結ぶ無料の高速道路だで。今年度末に岡山県側の「大原IC-西粟倉IC(8.3km)」の区間が完成するけぇ,京阪神と鳥取県東部を最短距離で結ぶ「鳥取自動車道」が全線開通っちゅう事になって,鳥取・大阪間が約2時間半で結ばれるっちゃなんで,全国の皆さまにとって鳥取県がますます身近になるで。 しかも,鳥取自動車道は「無料」の高速道路。鳥取自動車道の河原ICと国道29号線をつなぐ県道「河原インター線」も同時期に全線開通するけ,鳥取自動車道沿線の観光スポットへの立寄りも乗り降り自在で,ますます便利になるけな。
開通に合わせて,鳥取県内への宿泊がお得な宿泊キャンペーンや,道の駅を巡る楽しいスタンプラリーなんぞのイベントの準備も進めとります。(詳細は,次号以降の観光ニュースでお知らせしますけなぁ。) 鳥取自動車道の全線開通により,ますます「速くなる!近くなる!鳥取県」へぜひ来なんせぇ。